【Swiper】スライダーのアクセシビリティを向上させる

swiper_accessibility



Javascriptのスライダーライブラリの中でも人気がある『swiper.js』はオプションがとても豊富です。
当記事ではswiper.jsのオプションを使用してスライダーのアクセシビリティ(操作性)を向上させる方法についてデモ付きで記していきます。



下記の3つを実現してアクセシビリティを向上させましょう。

  • ページネーションをクリック可能にする
  • キーボードで操作できるようにする
  • マウスホイールで操作できるようにする





通常のSwiperスライダーを作成

わかりやすいように、最初に通常のSwiperスライダーを作成して、そこから変更を加えていきます。

<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@8/swiper-bundle.min.css">
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@8/swiper-bundle.min.js"></script>

<style>
    .sample-slider{
        width:70%;
    }
    .sample-slider img{
        width: 100%;
    }
</style>

<div class="swiper sample-slider">
    <div class="swiper-wrapper">
        <div class="swiper-slide"><img src="img/sample1.png"></div>
        <div class="swiper-slide"><img src="img/sample2.png"></div>
        <div class="swiper-slide"><img src="img/sample3.png"></div>
    </div>
    <div class="swiper-pagination"></div>
    <div class="swiper-button-prev"></div>
    <div class="swiper-button-next"></div>
</div>

<script>
    const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
        loop: true,                         //ループ
        pagination: {                       //ページネーション(ドット)
            el: '.swiper-pagination',
        },
        navigation: {                       //ナビゲーション(矢印)
            nextEl: ".swiper-button-next",
            prevEl: ".swiper-button-prev",
        },
    })
</script>


通常のSwiperスライダーができました。

slide_image1
slide_image2
slide_image3






ページネーションをクリック可能にする

paginationオプションにclickable: trueを指定することで、ページネーションをクリックしてスライドさせることができるようになります。

const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
    loop: true,
    pagination: {
        el: '.swiper-pagination',
        clickable: true,            //追加
    },
    navigation: {
        nextEl: ".swiper-button-next",
        prevEl: ".swiper-button-prev",
    },
})


ページネーションがクリック可能になりました。
ページネーションをクリックするとスライドが動くと思います。

slide_image1
slide_image2
slide_image3






キーボードで操作できるようにする

keyboardオプションにtrueを設定することで、キーボードでスライドさせることができるようになります。

const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
    loop: true,
    pagination: {
        el: '.swiper-pagination',
        clickable: true,
    },
    navigation: {
        nextEl: ".swiper-button-next",
        prevEl: ".swiper-button-prev",
    },
    keyboard: true,                 //追加
})


キーボードでの操作が可能になりました。
一度ページネーションかナビゲーションをクリックした後に、キーボードの右矢印や左矢印をクリックすると、スライドが動くようになってるかと思います。

slide_image1
slide_image2
slide_image3





マウスホイールで操作できるようにする

mousewheelオプションをtrueにすることで、マウスホイールやトラックパッドでスライドさせることができるようになります。

const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
    loop: true,
    pagination: {
        el: '.swiper-pagination',
        clickable: true,
    },
    navigation: {
        nextEl: ".swiper-button-next",
        prevEl: ".swiper-button-prev",
    },
    keyboard: true,
    mousewheel: true,               //追加
}


マウスホイールやトラックパッドでスライドを動かすことができるようになりました。

slide_image1
slide_image2
slide_image3



上記のようにSwiperオプションに mousewheel: true を追加することで、マウスホイールやトラックパッドでスライダーを操作できるようになるのですが、トラックパッドで操作した時に複数回スライドが動いてしまうことがあります。

これを改善するにはmousewheelオプションを下記のように変更します。
thresholdDeltaの値が大きいほど反応しやすくなります。70ぐらいがちょうどいいかなと思います。

const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
    .
    .
    .
    //mousewheel: true,                 //削除
    mousewheel: {                       //追加
        thresholdDelta: 70,             //追加
    },                                  //追加
}


トラックパッドで操作してもスライドが動きすぎることがなくなったと思います。

slide_image1
slide_image2
slide_image3




mousewheelオプションを有効にすると、縦横両方のスワイプに対してスライドが反応します。

ウィンドウをスクロールしようとしたのにスライダーが反応してしまって、この動きを鬱陶しいと感じるユーザーもいると思います。横にスワイプした時のみスライドが動くようにする方法もあります。

mousewheelオプションに forceToAxis: true を追加することで、スライダーの向きと同じスクロールに対してのみスライドが反応するようになります。

const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
    .
    .
    .
    mousewheel: {
        thresholdDelta: 70,
        forceToAxis: true,      //追加
    },                          //追加
}


横にスワイプした時だけスライドが反応するようになったと思います。

slide_image1
slide_image2
slide_image3




ソースコード全文

最後にソースコードを全文載せておきます。
今回解説したオプションにのみコメントを残しておきます。

<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@8/swiper-bundle.min.css">
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/swiper@8/swiper-bundle.min.js"></script>

<style>
    body{
        padding:100px;
    }
    .sample-slider{
        width:70%;
    }
    .sample-slider img{
        width: 100%;
    }
</style>


<div class="swiper sample-slider">
    <div class="swiper-wrapper">
        <div class="swiper-slide"><img src="./img/sample1.png"></div>
        <div class="swiper-slide"><img src="./img/sample2.png"></div>
        <div class="swiper-slide"><img src="./img/sample3.png"></div>
    </div>
    <div class="swiper-pagination"></div>
    <div class="swiper-button-prev"></div>
    <div class="swiper-button-next"></div>
</div>


<script>
    const swiper = new Swiper('.sample-slider', {
        loop: true,     
        pagination: {
            el: '.swiper-pagination',
            clickable: true,                //ページネーションをクリック可能にする
        },
        navigation: {
            nextEl: ".swiper-button-next",
            prevEl: ".swiper-button-prev",
        },
        keyboard: true, 
        keyboard: true,                     //キーボードでの操作を可能にする
        mousewheel: {                       //マウスホイール・トラックパッドでの操作を可能にする
            thresholdDelta: 70,             //スワイプに対しての反応度合を調整する
            forceToAxis: true,              //スライドと同じ向きのスワイプに対してのみスライドが動くようにする
        }
    })
</script>





以上、以下の3点を実現してスライダーのアクセシビリティを向上させる方法を記しました。

  • ページネーションをクリック可能にする
  • キーボードで操作できるようにする
  • マウスホイールで操作できるようにする

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